一昨日(2019/7/2)より本日(2019/7/4)まで、警戒レベル4(全員避難)が続いた鹿児島よりお伝えします。
テレビはずっと大雨情報がL字型に出ていて、気象庁の人や総理大臣などの方々がひたすら「自分や大切な人の命を守る行動を!」と呼びかけていました。
結果を言いますと、私は避難しませんでした。
自宅は坂の途中にあり、避難所は自宅を挟むように坂の上と坂の下に2箇所ありました。
下の避難所は1993年の水害で水没した地域、上の避難所のすぐ横には小高い山があります。
洪水が起こったら下の避難所の方が自宅よりも浸水する可能性が高く、崖崩れが起こったら上の避難所は直撃の可能性があります。
自宅がどちらの避難所よりも安全な可能性が高いという判断でした。
テレビによると、全員避難(約59万人!)の警告が出ていたのにも関わらず、実際に避難した人は約0.6%(3500人ほど)とのことでした。
避難指示が出ていても実際に避難をする人は少ないとのことで、今後の課題とテレビは言っていました。
しかし、私の自宅とは離れていますが、同じ市内に住む知り合いが川沿いに家があり、実際に避難所へ行ったそうですが、避難所がもう人で一杯で入れないと断られ、しかたなく自宅の2階へ避難していたという話を聞きました。
0.6%の人しか避難しなかったのに避難所への避難を断られる人がいるということは、もし仮に10%の人が避難したとしたら、どこへ避難すれば良かったのでしょう?
全ての避難所がいっぱいだったとは言えませんが、避難所へ入れず避難所の駐車場で車の中に避難したという話も聞きました。
それって、避難になるのでしょうか?
食べ物とかもらえるのでしょうか?
ちなみに、学校や公民館、福祉館などが避難所として開設されたのですが、毛布は通常の使用の際に場所をとるため常備しておらず、自分で持ち込まなければならないとのことでしたが、大雨の降る中、毛布を持って避難するって現実味が無いように思えます。
まあ、大雨になる前に避難するようにとテレビでは言っていましたが…
今回の大雨ではありませんが、50年に1度の大雨が2年連続で降ったりする今日この頃、色々とこれから課題が出てくるのだと思います。